FREAK MANUAL
メカニカルウォッチについて

必ずお読みになってからご使用下さい
この時計は「ぜんまい」を動力に使用した、メカニカルウオッチです。
りゅうずのネジを緩め、右へ回すことで手作業でもゼンマイを巻くことが可能です。
スリップファンクション機能付きですので、ゼンマイを巻き過ぎることはございませんが、過度に巻き上げることは避けてください。
*巻き上げの目安は、時計が止まっている状態から20~40回程までです。
メカニカルウォッチについて2

自動巻き時計の特性上、歩いたり手を振ったりしたときに内部のローターが回転して自動的にぜんまいを巻き上げる構造です。
デスクワーク中心の生活スタイルなど、手を振る仕草が少ない場合には、ローターの回転が少なく、巻き上げ不足により時計が41時間以内でも停止してしまう場合がございます。
そのような生活スタイルの場合には、使用するときにゼンマイを20~40回位手で巻いて頂いても良いかもしれません。
なお、巻き上げ不足でも問題はございません。
りゅうずの扱い方

0段目(ロックを外した状態):ぜんまい巻き上げ
(手巻)
1段目:日付合わせ
2段目:時刻合わせ
りゅうずには、通常のものとロックできる構造のものの、2つのタイプがあります。お使いの時計のりゅうずをご確認ください。
ねじロック式りゅうずは、ロックすることで、誤動作の防止と防水性の向上をはかることができます。
ねじロック式りゅうずは、ねじを無理にしめるとねじ部を壊すおそれがありますので、ご注意ください。
日付変更機能

時計には、日付表示機能がついているものがございます。
24時間に1回日付を一日分送るようになっています。
日付は、「午前0時」ごろ送るようになっています。よって、午前午後をまちがえて時刻合わせをしてしまいますと、「お昼の12時」ごろに日付が変わってしまいます。
①当ムーブメントは輪列機構上から時刻を合わせる際には、針をいったん正しい時刻よりやや遅らせておき、それから進めて合わせるようにしてください。
②時刻表示が午後9時から午前1時までの間、日付の修正をしないでください。この時間帯に日付を修正しますと、翌日になっても日付が切り変わらないことや、故障の原因となる場合があります。
日付け・時刻の変更方法

1.りゅうずを1段目まで引き出す。
2.ねじロック式りゅうずのモデルは、操作前にりゅうずのロックを外してください。
3.りゅうずを回転させ、日付の修正をする。
4.前の日の日付に合わせます。
(例)合わせる日付が「6日」の場合、「5日」に合わせます。りゅうずを左回り(反時計回り)に回すことで日付合わせが行えます。
5.りゅうずを2段目まで引き出し、時刻を合わせる。
6.秒針が「12時」の位置にきたときに引き出してください。秒針が止まります。(*ハック機能です)
7.りゅうずを回転させ、針が進む方向にまわし、日付が今日の日付になるまでまわしてください。
8.日付が変わると「午前」です。さらに進めて現在の時刻に合わせます。
9.時報と同時にりゅうずを0段目まで押し込む。
10.秒針が動き始めます。
*ねじロック式りゅうずのモデルは、操作後必ずロックしてください。
GMT モデルにつきまして

<4針タイプの時計の扱い方>
・24時針には以下の2つの使いかたがあります。
①午前・午後を区別する(通常の使いかた)
時分針が示す時刻を24時間制で表示します。
②2つの地域の時刻を表示させる
時分針が示す時刻とは異なる地域の時刻を表示できます。
<時刻表示の変更方法>
1.りゅうずを1段目まで引き出す
2.秒針は動き続けています。
3.りゅうずを右回り(時計回り)に回して、24時針を合わせる
4.りゅうずを回転させ、24時針を現在の時刻に合わせます。
5.りゅうずを押し込む
ねじロック式りゅうずのモデルは、操作後必ずロックしてください。