2025/10/06 18:52

そんな人物像を想像すると、監獄ロック時代のエルビス・プレスリーや理由なき反抗でのジェームス・ディーン。バッファロー66のヴィンセント・ギャロ。最近では、それこそ劇中でルースターという愛称だったトップガン・マーヴェリックでのマイルズ・テラーも、"Rooster"の呼び名通りの性格と活躍でしたね!(*観ていない方は是非!)

自分自身を信じ、苦悩し、様々なプレッシャーを撥ね退けようと努力する様は、ひとりの人間として美しくも見え、自分自身が今悩んでいる物事にも投影してしまったりとかもしたりして、強く惹かれてしまいます。そんな印象の"Rooster"モデルを企画するのであれば、やはり色気とこだわり。セクシーな着こなしにも耐える美しさも兼ね備えた内容にしたいなと考えました。
文字盤のデザインはゴールドのローマン数字が印象的に配置され、他のロゴやインデックスはホワイトという二色使い。最も注目する針をゴールドにし、さり気なくローマン数字との色合いを合わせました。

316Lの上質であり丸みのあるケースに、ドーム型のガラス風防。ホワイトステッチの効いたブラックレザーバンドには、レザーを傷めないDバックルを採用し、上品でいてスマートにつけることが出来る時計に仕上がっています。時計のサイズも36mmで、カジュアルスタイルはもちろんの事、ドレスコードの時にも丁度良いサイズ感にまとめました。
デザインしているときには、エルビス・プレスリーさんは付けてくれるかなぁ。ジェームス・ディーンさんは、ポルシェに乗る時にどうかな? ヴィンセント・ギャロさんのタイトな革ジャンの時に合うよな。とか、マイルズ・テラーさんが演じるブラッドリー・“ルースター”・ブラッドショー海軍大尉なら、パブで着けそうとか・・・。
そんなことを想いながら完成した時計です。

また、文字盤に描いた"Rooster PRECISION”とい言葉も気に入っています。
「雄鶏の精度」という意味なのですが、雄鶏は毎朝、自らの意志で鳴くわけです。誰に言われたわけでもなく、自ら行動するところが好きですね。また、電子的なきっかりとした時計のアラームではなく、この時計が機械式時計というところも、結局は自分自身の意志で考え、行動していくしかない感じが、気に入っています。(笑)
是非、ご覧になってみて欲しい時計ですし、共感してもらえたら嬉しいですね。
宜しくお願いします。